益子陶芸美術館 ブログ／Mashiko Museum of Ceramic Art

ブログ移転のお知らせ

「益子陶芸美術館 ブログ」は2014年11月20日に移転しました。

新しいURL→ http://mashiko-museum.blogspot.jp/

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。



益子陶芸美術館

Mashiko Museum of Ceramic Art

「濱田庄司七十七盌展」は閉幕しました。

企画展「生誕120年記念 濱田庄司七十七盌展」は、本日11月16日をもちまして閉幕いたしました。会期中、ご来場くださいました皆様に心より御礼申し上げます。
11月17日(月)から21日(金)までは展示替えのため休館となります。次回の企画展「表現するうつわ―イギリス現代陶芸の精神―」は11月22日(土)から始まります。バーナード・リーチに連なる作家から新世代の作家まで、イギリスでいかに「うつわの表現」が展開してきたかに迫ります。常設展示も変更になります。どうぞお楽しみに。


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Copyright©2013-2014 Mashiko Museum of Ceramic Art. All Rights Reserved.

紅葉

今朝の益子は空気が一段と冷えて、初冬を思わせる寒さとなりました。写真は「陶芸メッセ・益子」敷地内・今朝の様子です。少々曇っていますが、木々の葉が良い具合に色づいています。




「濱田庄司七十七盌展」もいよいよ今週いっぱいです（11月16日(日)まで）。どうぞお見逃しなく。


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【予告】 次回展 「表現するうつわ―イギリス現代陶芸の精神―」

益子国際工芸交流事業・第2回目のゲストアーティスト、クリス・キーナン氏の滞在プログラムが終了しました。滞在中、関連イベント等にご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。昨日まで開かれていた「秋の陶器市」も無事に終わり、益子に日常が戻ってまいりました。

当館の次回企画展についてお知らせいたします。
今回の展覧会でご紹介するのは「イギリスの現代陶芸」です。実は益子国際工芸交流事業の初年度テーマが「イギリスの陶芸」なのですが、本展はイギリスから訪れるゲストアーティストたちの背景に焦点を当てる試みです。本展の軸となるのは「うつわの表現」。ルーシー・リーやハンス・コパーに学んだ世代から、新進気鋭の作家まで、イギリスでいかに“うつわ”の表現が展開したのかをご覧いただきます。当館コレクションのバーナード・リーチと初期リーチ工房の作家の作品も併せて展示。総計約80点の展覧を予定しています。


※会期中は常設展示も変更となります。詳細は近日中に当館ウェブサイト（またはこちらのブログ）にてお知らせいたします。


「表現するうつわ―イギリス現代陶芸の精神―」

[会場] 益子陶芸美術館（栃木県芳賀郡益子町益子3021）
[会期] 2014年11月22日（土）～2015年3月29日（日）
[開館時間] 9:30～16:00　（2月・3月は17:00まで）　＊入館は閉館30分前まで
[休館] 月曜（祝日の場合は翌日）、12月25日（木）～1月1日（木）
[料金] 一般600（550）円、小中学生300（250）円、65歳以上300円（要証明）
＊（　）内は20名以上の団体


＜主な出品予定作家＞（※敬称略）

ゴードン・ボルドウィン Gordon Baldwin
アリソン・ブリトン Alison Britton
カリーナ・シスカート Carina Ciscato
ジャック・ドハティ Jack Doherty
ケン・イーストマン Ken Eastman
エリザベス・フリッチ Elizabeth Fritsch
ユーエン・ヘンダーソン Ewen Henderson
ウォルター・キーラー Walter Keeler
クリス・キーナン Chris Keenan
サン・キム Sun Kim
ジェニファー・リー Jennifer Lee
グレイソン・ペリー Grayson Perry
グイン・ハンセン・ピゴット Gwyn Hanssen Pigott
マーティン・スミス Martin Smith
ルパート・スパイラ Rupert Spira
ジュリアン・ステア Julian Stair
アンガス・サティ Angus Suttie
ティナ・ヴラソプーロス Tina Vlassopulos
エドモンド・ドゥ・ヴァール Edmund de Waal
＊
バーナード・リーチ Bernard Leach
初期リーチ工房の作家


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濱田庄司七十七盌展の見どころ

当館で開催中の「生誕120周年記念 濱田庄司七十七盌展」も残り1カ月弱となりました（11月16日(日)まで）。

本展は、大阪市立東洋陶磁美術館のコレクションを核にした展示ですが、そこに最初期と最晩年の茶碗(個人蔵)を加えて展覧しています。『濱田庄司七十七盌譜』にちなみつつ、当館でしかご覧いただけないラインナップになっています。

また、この展覧会では、七十七の茶碗を展覧しているだけではありません。

ずらりと並んだ茶碗を眺めていると、茶碗のフォルムや釉薬の掛け方などに、濱田庄司の旺盛な好奇心を肌で感じることができます。本展では、抜絵（蝋抜き）や指描、流掛、象嵌など、濱田庄司が試みた代表的な技法を、茶碗のみならず大皿や壺などを通じて概観できるようにあわせて展示しました。(写真の右側に写っているケースには角皿や鉢などを展示。その周りをぐるりと囲むように茶碗を展覧しています。)

濱田庄司といえば民藝運動の中心の一人で…という具合に、その人物像はよく語られますが、意外とその陶芸そのものと向き合う機会はそれほど多くないのではないでしょうか。本展をご覧いただくと、濱田の作品に対するイメージが少し変わるかもしれません。

また、下記の展覧会と入場相互割引を行なっております。本展の半券をお持ちいただくと入場料金が割引になります。ぜひあわせてお運びください。

・濱田庄司記念益子参考館「濱田庄司のインテリアスタイル」（～12月14日）

・日本民藝館「カンタと刺子ーベンガル地方と東北地方の針仕事」（～11月24日）

さて、まもなく益子町恒例の「秋の陶器市」（11月1日(土)〜4日(火)）が始まります。当館も陶器市期間中は休まず開館いたします。（11月5日(水)は休館となります。また、11月から1月まで閉館時間が16:00となりますのでご注意ください。）

益子町も朝晩はかなり冷え込むようになってきました。お越しの際は、どうぞお気をつけてお出かけください。

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